古代米・雑穀を使った料理のレシピ

草だんご

−よもぎは古代においては魔よけに使ったため
   奈良朝廷献上食物の中には見当たらない―


ははこ草(ホウコグサ):1803年「本草綱目啓家」に3月3日の
草もちは、この草で作ったものであったが近頃では、よもぎの方が
緑が濃くて喜ばれるようになったと述べている。


材料作り方
もち米の粉
米粉

よもぎ
重曹

小豆
砂糖
1カップ
1カップ
2カップ
ひとつまみ
少々

2カップ
200g
少々
よもぎは、新芽の柔らかいところを摘み、熱湯に
重曹を入れ、5分ほどゆがき、水にさらしておく。
小豆は一晩水につけ、たっぷりの水で柔らかくなる
まで炊く。指でつぶれる位になったら、ふきんを敷いた
ざるにあけ、湯を切り、硬くしぼる。
なべに小豆、砂糖を入れ、こがさないようにかき混ぜ
ながらしばらく炊き、よくさます。
もち米粉、米粉に、湯を少しづつ入れながらよく練り、
細かく切ったよもぎを入れ、さらによく練る。
かたまりのまま、蒸し器で15分ぐらい蒸し、熱いうちに
取り出し、すりこぎでよくつく。
小口きりにして、あんを包みもう一度5分位い蒸す。
ははこぐさも同じにする。