古代米・雑穀を使った料理のレシピ

紅切(べにきり)

-「和漢精進料理抄」1697年に書かれている料理−

うるの米の粉 絹ふるいにてふるい 長芋の皮をむきおろして
 こねて細く切 湯煮して温飩のごとくして出すなり。
大唐米8合 もち米2合 色赤くして見事なり。
又、キビにても打也。汁同然、胡椒の粉付て出す。


材料作り方
赤米粉
もち米粉
長芋



小麦粉
うどんつゆ
薬味
2カップ
1/3カップ
120g
少々
約20cc〜
   適量
少々

ねぎ
ゆずの皮
すりおろした長芋の中に赤米粉、もち粉を合わせ
よく混ざったら、水を少しづつ入れながら堅さを調整
し、よくこねる。
力を入れてよくこねたら、板に小麦粉を敷き、
4等分にする。
ひと塊りに小麦粉を打ちながら、綿棒で縦横にうすく
延ばして、薄くなったら細く切る。
細長く切った麺を、たっぷりの湯に入れてゆでる。
(約5分)
うどんをひきあげ椀に入れ、ねぎ、ゆずの皮を散らし
熱いつゆをかけて食べる。
お好みで胡椒をかける。
団子に丸め、ぜんざいにしてもおいしい。