2011年度のニュース

弥生織りの会が京都新聞で紹介されました

24年1月20日 京都新聞のシリーズ記事「湖国 織物語G」で弥生織りの会の活動が紹介されました

今年初めての例会でした。
この日は、からむしの茎から取り出した繊維、長さは1mくらいなのですが、これをつなぎ合わせて長い糸にする作業をしていました。
よこ糸用にボビンに巻く作業もしていました。


23年10月〜11月 下之郷史跡公園での稲刈り&脱穀を実施

平成23年10月23日(日)に下之郷史跡公園の弥生水田3区画で稲刈りを実施。
11月7日(月)に脱穀を行い、赤米を収穫しました。


今年のお米は出来もよく、6月に植え付けた古代米の稲刈りを行いました。弥生の人に鎌の使い方を教わり、小さい子供にとっては背丈ほどもある稲と格闘していました。
弥生時代使われていた「石包丁」を使って、穂刈りも体験しました。
ハサに架けて約2週間乾燥させた稲穂を、「千歯こき」で稲から籾を分離し、棒で叩いて「のぎ」を外し、竪杵と臼を使ってもみ殻を外して脱穀しました。子供たちにとっては力仕事の1日でした。

一列に並んで稲刈り

竪杵と臼を使って脱穀

収穫した赤米


23年8月 親子で弥生織り・草木染め体験講座

8月1日、8日、23日の3回にわたり、親子で弥生織り、草木染めの体験講座を行いました。カラムシから繊維を取り出し、そこから糸を作りだし、それを弥生織り機で布にする工程と別に準備した布を草木染めしました。

【1日目:カラムシの繊維取り、2日目:弥生織り】
親子で弥生の織り物作りを、糸作りから草木染めまでの工程を体験しました。
1日目は、カラムシ皮を剥いで、そこから繊維を取り出しました。
2日目は取り出した糸を弥生の織り機で布に織りました。横で見ているお母さんもついつい手を出してしまいます。
 
糸作り〜弥生織りの風景

【3日目:草木染め】
3日目は草木染めです。「やしゃぶし」を使って煮出すと薄い茶色に染まります。
絞り染めをするので、まずは輪ゴムで絞りを入れます。その後、「やしゃぶし」を煮出して布を入れます。。
その後、しっかり水洗いをしてこのような作品になりました。
 
染色の風景と出来上がった作品


下之郷史跡公園での田植え体験を実施しました!

平成23年6月19日(日)に下之郷史跡公園の弥生水田3区画(史跡公園北ゾーン内)約360平方メートルで、『田植え体験』が実施されました!

今回の田植え体験では、弥生人に習い、手作業、無農薬でお米づくりを行い、私たちが毎日食べているお米の歴史や文化を考え直してみる機会になればと開催されました。
青年会議所の方々(約30名)が主催となって企画されたイベントで、市内の小学生(約60名)が参加され、「稲と雑穀の会」の方々(5名)、文化財保護課職員・その他関係者(約40名)が協力して実施されました。
一列に並んで
一列に並んで
植え付け
植え付け
植えた品種
植えた品種


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